こんにちは!今日は保育園看護師や保育士が知っておきたい、意見書について書いていきたいと思います。
きっと聞いたことある感染症が多いと思います!
意見書ってなに?
意見書の提出が必要な感染症がある!
感染症にかかってしまった!という時に、
もう熱もないし保育園に行ってもよさそうだ!
と、思うかもしれませんが、感染症の種類によっては、お医者さんが記載する【意見書】というものを持って登園しないといけないものがあります。
その感染症は全部で12種類!
きっと聞いたことあるメジャーな感染症も多いと思います。
では早速、次から意見書が必要な感染症を記載していきたいと思います!
意見書が必要な感染症とは?
①麻しん(はしか)
②インフルエンザ
③風しん
④水痘(水ぼうそう)
⑤流行性耳下腺(おたふくかぜ、ムンプス
⑥結核
⑦咽頭結膜熱(プール熱)
⑧流行性角結膜炎
⑨百日咳
⑩腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26、O111 等)
⑪急性出血性結膜炎
⑫侵襲性髄膜炎菌感染症(髄膜炎菌性髄膜炎)
以上、この12種類になります!
入園のしおりなどに記載する用紙があったり、ダウンロードしたりなど意見書を入手する方法は園によって様々かと思います。それを持って、診断してもらったお医者さんのところに行き、〇日から登園してOK!という内容を書いてもらう形になります。
それを持っていかないと登園できないので、そういう感染症もあるのか!と知っておくことが、まずは大切ですね!
意見書が必要な感染症ってどんなもの?
意見書が必要な感染症についてはわかったけど、それってどんなものなの?と疑問に思った方も多いはず。
ということで、意見書が必要な感染症とは、学校保健安全法に定められる第2類感染症と第3類感染症の一部となっています。
それぞれの感染症別に出席停止の期間が定められています。
なぜ意見書が必要なのか?
では、どうして保護者の判断で登園を再開することができず、医師記載の用紙が必要なのか?
保育所は、乳幼児が長時間にわたり集団で生活する環境であり、どうしても感染症が広まりやすい場となってしまうので、周囲への感染拡大を防止することが重要です。
意見書が必要な感染症は感染力が強いものや、重症化してしまうもの、妊婦さんが感染すると胎児へ影響が出てしまうものも含まれています。
感染症の拡大を防止するために、子どもの病状が回復し、保育所に通って支障がないと医師が判断したら、意見書を記入してもらい、保護者が保育園に提出するという流れになっています。
医師が書く意見書を提出することで、登園を再開することが、感染症拡大防止のために重要であるということです。
園に通う他の保護者にも注意喚起をする
感染症が発生したら、感染拡大防止のために、感染症が発生していることを掲示するなどして、保護者に注意喚起の報告をします。
今、園内で感染症が発生していることを知らせて、子どもや保護者の体調管理をより意識してもらい、体調が悪い場合は、受診を促すといった形です。
なので、意見書が必要な感染症と診断された場合は、すぐに保育所へ連絡してほしいと思います(*´▽`*)
意見書って実際に使う?
もちろん、保育園看護師として意見書を受け取ったことが数回ありますが、実際のところは、頻度が少ないかもしれません。
意見書よりも登園届の方がよく使ったし、よく受け取ったわ…
聞いたことがあるメジャーな感染症が多いですが、予防接種も進んできており、罹ってしまう頻度は減ってきているかもしれません。
私も、実際に保護者として意見書を持って登園したことがあるのは、約5年の保育園生活で、長女が水ぼうそうになった1回だけです。
園内研修向け資料
園内研修を頼まれることもありました!
ということで、園内で研修を頼まれることもある保育園看護師!
資料ってどうやって作ればいいの?
何を話せばいい??
こんな悩みを抱えることもあるかと思いますので、私の一例ではありますが、研修用の資料を公開したいと思います!
ちょっと覗いてみて、自分流にアレンジして使ってみてください!
意見書について 研修用資料 (127 ダウンロード)
最初から作ると時間かかりますからね・・・
今回は、保育園で必要な意見書をテーマに書いてみました。参考になれば嬉しいです!
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