第2子を里帰り出産した助産師が語る里帰り出産のメリット・デメリットと上の子の保育園問題について

子育て
chika

保育園で勤めている看護師です。

保育園に勤めていても感じますが、下の子を出産するために、里帰り出産を選択。保育園に通っていた上の子もつれていくため、長期でお休みします。というパターン。

皆さまどのような出産方法を検討していますか?

里帰り出産経験者が、メリットとデメリットを語ります!第2子、第3子で里帰り出産を検討している方の参考になればと思います。

スポンサーリンク

 

 

里帰り出産

里帰り出産って?

里帰り出産とは、自分の住んでいるところではなく、実家(主に母親の実家)に近い産院で出産をすることです。

出産する病院によりますが、産休に入ってから帰省し、産後一か月健診を済ませ、良いタイミングで生まれた赤ちゃんを連れて帰ってくるという出産方法です。

 

なぜ自分の住んでいるところで出産をしないのかというと、核家族化により、産後に手伝ってくれる人が夫以外にいない→夫は仕事でいない→実家に帰ろう

といった感じの流れが多いと思いますし、実家がやっぱり一番落ち着くとか、実母に色々と聞きながら赤ちゃんと生活していきたいとか、そういったこともあると思います。

 

里帰り出産のメリット

続いて、里帰り出産のメリットを考えてみましょう。

私は、第2子出産のときに里帰りをしましたが、そのメリットは【圧倒的に人手があること】だと思いました。

実家には、実父(定職あり)、実母(専業主婦)、兄(定職あり)が住んでいて、みんな車を運転することができたし、人手があるって大変素晴らしいメリットだと思いました。

もし自宅近くの産院で出産していたとしたら、母に手伝いに来てもらっていたのか?とも考えますが、母もちょっとした介護を抱えていたので、ちょっと非現実的でした。

母の手伝いがなかったとしたら、入院中は夫に長女を頼むしかないし、産後は長女と次女と3人でヘロヘロになっていたでしょう。。。

長女は保育園に行けていたとしても(実際は、退園して里帰りしました)、夫は開園前に出勤し、閉園後に帰宅していたので、送迎ができる人がいないのが現実でした。

私は結果的に里帰りしてよかったと思います。

生まれた次女をお願いして、長女と散歩に行ったり、長女をお願いして自分はちょっと昼寝をしたり、母と話しながら育児ができて良かったと思います。

 

ほかに考えられるメリットは

  • 慣れた環境で身体的にも精神的にもゆっくりできる
  • 第2子以降の場合は、第1子を連れて帰り、面倒を見てもらえる
  • 食事や洗濯など、家事負担が軽減する
  • なんだかんだ、経験のある女性の手があると安心する

というようなことが考えられると思います。

 

里帰り出産のデメリット

反対に圧倒的なデメリットは【夫の介入がほぼ0】になる。ということだと思います。

父親である夫。実家の距離にもよると思いますが、私の場合は、一か月健診を終えて自宅に帰るまで、写真や動画でしか次女をみていませんでした。

新生児のころの育児を経験しないので、ただでさえ父親意識は母親に比べてゆっくりというのに、さらに遅くなってしまうのでは?というところが最大のデメリットだと思います。

 

他には、メリットの裏返しで、気を使うので疲れる、実母の時代と育児の価値観が変わっていてもめたなどが考えられますね。

chika

私が一番気がかりだったことは、長女の保育園についてでした。

上の子の保育園 長期欠席っていいの?

第2子以降の里帰り出産で最大の問題となるのが、上の子の保育園どうするか問題です。

自治体によると思いますが、一定期間欠席が続くと退園となる自治体もあります。

通う必要がないなら、自分で保育できますよね?待機児童にその枠を使ってもらいます。といった感じでしょうか。

 

私もこれでかなり悩みました。里帰りはしたいけど、保育園はやめたくない(自宅に戻ってきたら使いたいし、復帰するときにそのまま使いたいし・・・)。

一日だけでも登園すれば、大丈夫という自治体もあるようですが、私の場合は不可能だったので、退園を選びました。

 

時代は変わり、制度も変わったようで、退園ルールは撤廃された様子です。

 

今保育園に務めていると、「里帰りするので、3か月お休みします。」と上の子と一緒に帰省される方が結構います。

自治体によってはOKという場合があるので、まずはホームページなどで確認してみましょう!

 

chika

いかがでしたか?

里帰り出産の圧倒的メリットは人手があること!

自分に合った出産場所を検討してみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました